天狼院書店のWEB READING LIFEに4回連載させていただいた、「美術商に学ぶアート思考」が、すべての回でメディグランプリのトップアクセスを記録しました。
メディグランプリは、プロのライターも参加する熾烈なライティングバトルです。それぞれが能力を出し切って自由に書いたレベルの高い原稿群のなかにあって、この記事は嗜好性の高いアートをテーマとしながらも、トップを連続で獲得しました(手前味噌で失礼します)
今回の取材先は、京橋で日本美術を取り扱う加島美術のオーナー・加島林衛(かしま・しげよし)様です。
加島美術様との出会いは、アートコレクターの山本冬彦さんに店舗へお連れいただいこと。外界から遮断された静謐な空間、目に見えないレベルの細部まで整えられた内装・展示品のすばらしさに震え(写真をどうぞご覧ください)、以後ずっと憧れのギャラリーでした。
この取材で加島様は、アート入門者にもとてもわかりやすくお話しくださり、日本美術のみならず、特に現代美術の鑑賞方法がわからないと感じている方にヒントを伝えてくださっています。さらに、日本美術への熱い魂に満ち溢れており、読者にパワーを分け与えるような内容でもあります。
取材を行いました私自身としても、今回をきっかけにアートへの視点を換えることができ、美術館へ通うのがさらに楽しくなりました。
アート初心者の方、愛好家の方々も、お時間のよろしいときにこちらの記事にお目通しくださいませ。きっと発見があるはずです。
第1回 美術品の魅力に気づくきっかけは感動ではなく、嫌悪感かもしれない
第2回 アートは心のトレーニング。正解のない世界をおおらかに味わって
第3回 強い思い、強い興味が巡り合わせを引き寄せる
第4回 思想が宿る作品への気づきが暮らしに面白さを生む


2回

渡邊省亭 四季花鳥(春 杉に山鳩・夏 木角豆鵲・秋 白芙蓉・冬 雪松に鷹)
写真出典:加島美術
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